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大港橋

大港橋

◎文//黄大為

◎翻訳/新垣李加子

◎撮影/黃敬文

 

撮影/黃敬文

 高雄港で今年7月に開通した「大港橋」は、台湾港務公司により建設された、台湾初の旋回橋だ。駁二芸術特区と蓬莱商港区をつなぎ、両エリア間で歩行者の行き来が可能になった。旋回橋は決まった時間に旋回して船を通らせた後、再び元どおりの橋へと戻る。現在、高雄の新たな観光スポットとして注目を浴びている。

 大港橋がつなぐのは、高雄ライトレールの駁二大義駅を中心とした駁二芸術特区と、その対岸にある蓬莱商港区である。駁二芸術特区から蓬莱商港区までの距離は1キロメートル以上あるが、大港橋の長さはたったの110メートル。大港橋の開通によって、徒歩3分で対岸に着けるようになったのだ。

撮影/黃敬文 駁二芸術特区は台湾を代表するカルチャースポットの一つだが、その中心が駁二倉庫群だ。一年中様々な展覧会が行われているほか、アートギャラリーやショップ、飲食店が集まっており、高雄市でも人気のエリアとなっている。

 観光客で賑わう駁二芸術特区に比べ、その対岸の蓬莱商港区は知る人ぞ知る「穴場」だ。台湾港務公司は、この蓬莱商港区が高雄港エリアにおける観光の休憩やショッピングの空間として発展する可能性を示している。蓬莱商港区は1949年からおよそ70年間、港の安全を守るために政府によって管理区に指定されていたが、2018年12月に解除された。現在では台湾港務公司により蓬莱商港区の1~10番埠頭が開放され、観光客が埠頭を自由に行き来できるようになっている。蓬莱商港区の目玉は「高雄水花園」と「棧貳庫KW2」だ。高雄水花園は、高雄の熱帯の気候を生かした庭園で、4,300坪の敷地に5,000万本もの植物が植えられている。市街地にありながら自然を味わえる貴重な場所だ。一方、棧貳庫は商業エリアと壮大な海の景色が合わさった場所で、アートギャラリーやショップ、飲食店が集まる多種多様な空間である。

 大港橋は午前8時から午後10時まで通ることができる。毎日午後3時に橋が開く様子が見られ、金曜日から日曜日には、ほかの日より一回多く開く。また、橋に設置された展望台からは、高雄の風景を眺めることができる。

     大港橋
    高雄ライトレール「駁二大義」駅(塩埕区駁二特区、大義街路口)近く  
注意:大港橋は歩道のみです。自転車で渡る場合は、押して歩くようにしてください。   

撮影/黃敬文