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新濱・駅前 銀行百年の歴史的空間で飲む一杯のコーヒー

 

新濱・駅前

銀行百年の歴史的空間で飲む一杯のコーヒー

◎文/高嘉聆

◎翻訳/新垣李加子

◎撮影/曽信耀

 

新濱・駅前咖啡廳-內部三和銀行

新濱・駅前咖啡廳-內部擺設

 今年1月にオープンした「新濱・駅前」喫茶店。もともとは、日本統治時代に建てられた旧三和銀行高雄支店だった。窓口や金庫など、銀行ならではのものをうまく活用し、普通の喫茶店にはない特別感を演出している。「新濱・駅前」喫茶店から、かつて金融街として賑わった哈瑪星(はません)エリアに思いを馳せてみよう。

 日本統治時代、打狗港や打狗駅までの貨物支線のあった哈瑪星一帯は、高雄の現代化の中心地でもあった。打狗駅前(現在の哈瑪星臨海一路)のエリアには金融・貿易・企業や銀行といった建築物が集まっていた。そんな中、1921年に日本の三十四銀行が高雄支店を開設し、現在の哈瑪星臨海一路は高雄の「金融第一街」と呼ばれるようになった。

 その後、三十四銀行は合併により三和銀行となり、三十四銀行高雄支店も三和銀行高雄支店と名前を替えた。第二次世界大戦の終結後、三和銀行高雄支店は台湾銀行に併合される。その後、支店ビルは高雄市警察局新濱派出所となり、2003年には高雄市政府によって歴史的建築物に登録された。

新濱・駅前咖啡廳- 高雄市政府は2017年から、そんな哈瑪星エリアを主軸とした「興濱計画」を推し進めている。目指すのは、哈瑪星港浜街町の活性化だ。当時の金融第一街(哈瑪星臨海一路)の再現や、「新濱・駅前」喫茶店もその一部なのだ。旧三和銀行高雄支店の建物は、日本統治時代、哈瑪星エリアが金融街へ変貌を遂げたことを示す貴重な史跡といえる

 旧三和銀行高雄支店を喫茶店に生まれ変わらせたのは、「三望文創」チームだ。銀行としての歴史を活かすため、もともとあったカウンターや金庫をインテリアとして使うことになった。客席はカウンターで区切られ、その向こう側に他の客席が見える。また、金庫の中には、店内で最も高価なダッチ・コーヒーの器具が大切に保存されている。扉のガラス窓に映るそれは、宝物のような存在感を放っている

     新濱・駅前
   

電話:(07)531-5770
住所:高雄市鼓山區臨海三路5號(高雄市鼓山区臨海三路5号)
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