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美濃野蓮

 

美濃野蓮

◎文/黄大為

◎翻訳/新垣李加子

◎撮影/黃敬文

◎写真提供/美濃区農会

 

美濃野蓮

美濃野蓮料理

 美濃の景観はよく知られている。赤瓦の三合院が山に囲まれ、もやに包まれた様子は、まるで水墨画のような美しさがある。訪れた旅人も思わず帰るのを忘れてしまうほどだ。そんな美しい美濃を訪れたら、必ず食べてほしいものが、野蓮(タイワンガガブタ)だ。

 美濃では、野蓮は強火で炒めて食べることが多い。甘くさわやかな味と独特の食感が多くの人に愛されている。

 野蓮はもともと美濃湖に自生していた植物で、美濃湖近くに住む人々がそれを採って調理していたが、現在では栽培されるようになった。美濃での栽培面積は百ヘクタールに達し、台湾の全生産量の九十パーセントを占める。

 水生植物である野蓮を栽培するには、汚染のない綺麗な水が必要だ。野蓮は葉柄(茎)の部分を食べる。一年中植えることができ、年に三度収穫する。長さが90センチ以上になると収穫どきで、暑い時も寒い時も農家の人たちは作業着を着て水田の中に入る。少しかがんで頭だけ水面に出し、手の感覚だけを頼りにして根本から野蓮を抜くのだ。食卓に上がる野蓮からは想像もできない苦労がある。

採野蓮 美濃の思い出を特別なものにしたい人は、「観光採野蓮(野蓮狩りツアー)」にぜひ参加してみてほしい。美濃の野蓮栽培農家・李煥生さんは、農休日の日曜日を利用し、野蓮を採る体験会を始めた。参加者は作業着を着て水に入る。水の中の作業は慎重さを必要とすることと、水深が90センチ以上であることを考慮し、高校生以上でなければ野蓮の収穫はできない。子どもたちは、野蓮を洗ったり分類したり包装したりする作業を担当する。李煥生さんは、「参加した方々は、野蓮の収穫が貴重な経験になったと言ってくれます。また、野蓮農家の大変さも理解してくれます。」と話す。

 野蓮の規格外品を十分に利用するため、5年前、美濃区の農会が工業技術研究院と合同で、野蓮の粉末製品を作った。この製品は小麦粉のように使うことができる。そのほかにも、野蓮を使ってできたスキンケア用品や蒸留水、マスクなどの商品を美濃区の農会で販売している。

     李氏野蓮家
    Facebook:李氏野蓮家
住所:高雄市中圳里環湖路81號(高雄市中圳里環湖路81号)
注意:新型コロナウイルス感染防止のため、野蓮狩り体験会は休止中。