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左営蓮潭「郭家百年古厝」 歴史を物語るレンガと瓦

左営蓮潭「郭家百年古厝」 歴史を物語るレンガと瓦

◎文/侯雅婷

◎翻訳/有田夏子

◎撮影/侯雅婷

 

 

 高雄市左営区蓮池潭の街中にある「郭家百年古厝」は、1909年に建てられた112年の歴史を持つ閩南式の古民家であり、高雄市の「人文歴史風景区」として指定された17軒の特色民宿の1つでもある。

 「郭家百年古厝」は伝統的な閩南式の三合院造りの建物で、中央に位置する「正庁」と呼ばれる客間を中心として、その左右に年長者の部屋が配置されている。その外側には「護龍」と呼ばれる部屋が続いており、ここは一般的に年少者の部屋として使用されていた。このように、昔の建築の間取りには、伝統的な倫理観が反映されている。また建物の中央には「埕(テイ)」と呼ばれる中庭がある。

 「郭家百年古厝」の経営者で、郭家の四代目である郭進吉さんはこの古民家で生まれ育った。幼いころには20人余りがここで生活し、進吉さんもよく親戚の子供たちと一緒にこの中庭で遊んだそうだ。学生時代には電車通学をしていたために、蒸気機関車が駅に到着する音が家に聞こえると、駅までよく急いで走っていったのだという。およそ9年前、郭進吉さんは幼いころの楽しい思い出が詰まったこの古民家が荒廃していくのを見かねて、本格的に修復を始めることにした。

 「郭家百年古厝」には、ここに生きた人々の文化と記憶が刻まれている。門に掲げられた「梅魁」という屋号は、かつて中国泉州からやってきた郭家や近所の同郷者が一緒に話し合って決めたものだという。進吉さんによれば、郭家は日本統治時代に「保正」という秩序維持や環境衛生の検査などを担う公職を務めたことがある。当時「保正」を務める家には観音開きの木の扉を設置することになっていたが、「正庁」の右端にはその扉が残されており、この古民家に暮らしていた人々の物語を今に伝えてくれている。「正庁」のレンガ造りの壁には、幸せを運ぶおめでたいコウモリの図柄が描かれている。また、「正庁」の壁には四角形の小さな穴が開いているが、これは「猫洞」と呼ばれるもので、ネズミを捕まえる猫が出入りするために開けられたのだというから、なんとも微笑ましい。

 進吉さんは、「お客さんはここを訪れると、赤いレンガと赤瓦の古民家を写真に収めようと、しきりにカメラを向けていらっしゃいます」と嬉しそうに語る。宿泊客は夜になると長椅子を中庭に運び出して、一緒にお茶を飲み語り合い、星空を眺めながら、この赤レンガと赤瓦に囲まれた空間を存分に堪能する。進吉さんはこれからも建物の保存を続け、この古民家の生活や文化を新しい世代の人たちに体験してもらいたいと考えている。

     左営蓮潭「郭家百年古厝」
    高雄市左営区店仔頂街110巷27号    

 

 

 

左營蓮潭郭家百年古厝 一磚一瓦皆動人

◎文/侯雅婷

◎照片提供/高雄市古厝文化協會

 

  隱身在左營蓮池潭巷弄間的左營蓮潭郭家百年古厝民宿建於民國前二年(1909年),這棟有112年歷史的傳統閩南式建築是高雄市17家「人文歷史風貌區」特色民宿之一。

  郭家百年古厝為傳統閩南式三合院,中間的正廳是全棟建築的中心,正廳的左、右兩側是長輩的房間,空間不敷使用時,向外擴散,兩端垂直於正廳的房間稱為「護龍」,是晚輩的房間,傳統建築空間配置蘊含倫理的觀念,中間的院落空間稱為「埕」。

  郭家百年古厝的經營者,也是郭家第四代的郭進吉談起,他自小在這古厝長大,小時候古厝居住20多人,他和親戚的小孩一同在「埕」玩耍,念書時,郭進吉搭火車通勤,一聽到蒸汽火車的聲音就知道火車即將進站,他總用跑百米的速度衝到火車站搭車,憶起童年,格外開心,也因為對古厝的情感,約莫9年前,眼見古厝逐漸荒廢,郭進吉著手翻修古厝的大工程。

  郭家百年古厝呈現文化的記憶,古厝堂號「梅魁」就是古厝第一代郭家人與這附近同為中國泉州的鄉親共同決定使用的。郭進吉指出,日治時期郭家人曾擔任過「保正」一職,保正需要協助維持秩序、檢查環境衛生等工作,正廳最右邊有扇對開的木門,但凡擔任「保正」,家中必定會設置這種木門,他慶幸木門被保留下來,讓人可深刻了解古厝的這段故事。正廳的磚牆雕有蝙蝠的圖案,蝙蝠有著來福氣的吉祥意涵。正廳牆面上可見有個四方形的小洞稱為「貓洞」,是彼時留給貓進入房子抓老鼠的通道,令人菀爾一笑。

  郭進吉注意到,客人踏進這棟紅磚、紅瓦的古厝,總興致盎然地拍個不停,言語中有著欣慰。而入住的客人晚上會搬張長板凳,聚在「埕」喝杯茶,談天說地,享受置身紅瓦、紅磚的空間,抬頭看星星的悠閒。郭進吉衷心企盼,保存古厝讓年輕一輩可以體驗古厝的生活空間和文化。

     左營蓮潭郭家百年古厝   
    高雄市左營區店仔頂街110巷27號