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大昌綿掛け布団工房―手作り綿布団のぬくもり

大昌綿掛け布団工房―手作り綿布団のぬくもり

◎文/侯雅婷・陳婷芳

◎翻訳/新垣李加子

◎撮影/曽信耀

 

 

 陳君明さんは、110年続く大昌綿掛け布団工房の四代目店主だ。工房は民国53(1964)年に高雄の左営に移り、営業を続けてきた。陳さんは現在68歳で、掛け布団製作歴50年以上の大ベテランだ。彼はこの業界が衰退産業であることを語りながらも、一般の人に手作り掛け布団について知ってもらいたいと、工房の見学予約を受け付けている。

 掛け布団工房は繁忙期と閑散期がはっきりしている。繁忙期はもちろん冬だ。「忙しいのはこの三か月だけ。それでも食べていくには問題ない」と陳さんは語る。彼は八時間で掛け布団を三枚作ることができる。寒くなればなるほど繁盛するが、忙しいのは冬季だけなので、人を雇うことはしていない。

 伝統的な綿の掛け布団は、半分を人の手、もう半分を機械に頼っている。まず綿打ち機に綿を入れて平らにする。次に陳さんが綿を広げて敷いていく。この工程に機械を使った場合、綿は一方向にだけ伸ばされるが、人の手で行えば縦と横の層を作ることができる。そしてこのように異なる向きで重ねていくことで、布団はより長持ちするようになるのだ。肌馴染みがよく、丈夫で形が変わりにくい綿掛け布団の秘密はここにある。

 手作りのもう一つの強みは、客の希望に沿って作ることができることだ。例えば、重い布団が好きな客には重めの布団を提供する。ただ、手作り布団はどれも重くて厚いと思われがちだが、実際には手作りでも、軽い布団を作ることは可能だ。そんな布団を作るのに適しているのが、アメリカ産の綿である。とは言え、同じアメリカ産の綿でもグレードがあるのだと陳さんは強調する。この工房で使っているのは、柔らかく繊維が長い綿花で、それによって軽くて保温性に優れた布団ができる。様々な工夫をしてできた布団を受け取った客の満足した表情を見るのが、この仕事で一番達成感を味わえる瞬間だと陳さんは話す。

 毎年冬になると、馴染みの客が掛け布団を持ってやってくる。陳さんは布団を丁寧に見て、打ち直しができるかを見極める。もし上等な純綿で作られた布団なら、打ち直しをして新しい綿を入れる。こうすればさらに十年使うことができるのだ。また、手作りの綿布団なら、しばらく使ったあとでも日干しをすれば、元の暖かさを保てる状態に戻るという。

 陳さんには、この仕事を引退する予定はない。綿掛け布団作りは彼にとって楽しみでもあるのだ。冬に働き、夏には休んだり旅行に行ったりできる今の仕事が気に入っているからだ。そして、掛け布団作りを生業とし、子供も育て上げた陳さんは、自分の子供にもその技術を学んでほしいと思っている。その気持ちを受け取った息子は、この綿掛け布団作りを副業にするつもりだという。また、甥に工房を引き継ぐよう働きかけている。代々続く綿掛け布団作りの技術が途絶えないように。

     大昌製棉廠(大昌綿掛け布団工房)
    住所:高雄市左營區左營大路6巷61號(高雄市左営区左営大路6巷61号)  
電話:(07)5838185