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蚵仔寮小漁村

蚵仔寮小漁村

◎文/陳婷芳

◎翻訳/新垣李加子

◎撮影/曾信耀

 

撮影/曽信耀

撮影/曽信耀

 梓官区にある蚵仔寮漁港は、台湾で最も海岸線から近い場所にあり、かつ最も人口の多い漁村集落である。蚵仔寮の漁船は、沿海と近海で漁業を行う。朝方3時から4時に海に出て、正午前、蚵仔寮魚市場での時間に間に合うように帰ってくる。蚵仔寮魚市場は高雄市最大の獲れたての鮮魚を扱う市場だ。漁港の年売買高は4,000トンに達する。毎年冬にボラが増えるが、それ以外にもシラス、サバ、アジ、タチウオ、イカなど、蚵仔寮漁港で獲れる魚の種類は多い。

 蚵仔寮から車で約10分の場所にある赤崁集落は、蚵仔寮・同安と並ぶ、梓官区に古くからある三大集落の一つである。静かな漁村には来る人も少ない。狭い路地には赤崁劉家古厝という古民家がある。歳月の流れが感じられる、古い洋風の建物だ。赤レンガの塀に半分覆われ、石柱や欄干、廊下などそこかしこに、バロックの風格が見られる。

撮影/曽信耀

 赤崁古井は、赤崁集落の歴史を知る上で欠かせない場所の一つである。地域の長老によると、この井戸は280年もの歴史があるという。水は井戸から自然に湧き出てくるもので、深く、底が見えるほど透き通っている。冬は温かく夏は冷たい。井戸には今もなお流水があり、一年中涸れることがない。

 穏やかに吹く海風を感じながら、赤崁海浜に向かって歩いてみよう。赤崁海堤歩道の途中には、赤崁燈塔(灯台)がある。黄昏の時刻、蚵仔寮南沙灘(蚵仔寮南ビーチ)から夕陽を眺めるのもいい。南沙灘は蚵仔寮海域で唯一の砂浜だ。砂浜を歩いたあと、堤防からただ夕陽を眺める。幸せなひと時だ。

 地元で商売をする余吉興は、父親からソーセージ屋台を受けついだ。蚵仔寮の夕陽を浴びながら、得意げに言う。「蚵仔寮には蚵仔寮の夕陽がある。他のところとは違う夕陽が!」蚵仔寮の小漁村では、ゆったり過ごすのがちょうどいい。美しい景色を眺め、そこにいる人々の趣を感じてみよう。

     蚵仔寮漁港
住所:高雄市梓官區漁港二路32號(高雄市梓官区漁港二路32号)
蚵仔寮魚市場12:00~13:30
    赤崁劉家古厝
住所:高雄市梓官區赤崁西路30號(高雄市梓官区赤崁西路30号)
     蚵仔寮大酒家
住所:高雄市梓官區通港路通港巷1號(中油旁)(高雄市梓官区通港路通港巷1号)(ガソリンスタンド「中油」そば)
電話:0956-010-920
時間:14:30~20:00、休日08:00~20:00、休憩時間不定