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高雄に来たら海を見なきゃ―詩人・林達陽と海風に吹かれる旅

 

高雄に来たら海を見なきゃ―詩人・林達陽と海風に吹かれる旅

◎文/張暁婷

◎撮影/陳十撮影工作室

◎翻訳/新垣李加子

 

 

 棧貳庫(KW2)を中心に、旅をしてみよう。

駁二特区

 駁二特区の倉庫群は、古い倉庫を改築してできた新しい観光スポットで、展覧会が行われたり、アーティスト達が常駐している。また、誠品・本倉倉庫などの書店、in89映画館、VR劇院、音楽イベント会場・Live Warehouseなども入っている。高雄出身の詩人・林達陽は、「駁二特区にあって他の芸術特区にない特色はこの海と空の下に広がる気持ちいい雰囲気だ」と言う。

旗津を散歩しよう

 棧貳庫からはフェリーに乗り、対岸の旗津まで行くことができる。幼少期の思い出について、林は次のように語った。「その頃、旗津の南の海底トンネルはトラックしか走っていなくて、鼓山と旗津を結ぶ船は少なく、定員数も限りがあった。ある時期、一般の人への開放自体がなくなってしまって、僕たちは仕方なく、漁船を改築した船に乗った。母親に手を引かれて、まるで大きな魚の腹の中に入っていくような感じだった。どこもかしこもオイルの匂いが充満していた。船板の向こうの波の音がすごく大きくて怖かったよ」「ピノキオみたいに、もう少しで鯨に食べられそうだった」彼は笑いながら言った。「ただ海鮮料理を食べに行こうとしただけなのに」その軽快な冗談に、今度は筆者が笑ってしまった。

 岸に上がり、旗津老街を歩く。イカ焼き屋や、天公廟の隣のおやき屋には長い列ができている。旗津老街のローカルグルメが人を引きつけてやまない証だ。ビーチの近い旗津には、一定の距離ごとに人工の防波堤がある。林曰く、以前は環境保護の意識が低くビーチの周りにはコンクリート建築が多かった。しかしそれが原因で海岸線が後退してしまい、海水の浸食もひどくなってしまったので、高雄市政府が人工の防波堤を建て、土砂の侵入を防いでいるそうだ。

旗津灯台・旗後砲台

 夕方になると、林は私たちをある場所へ連れて行ってくれた。山の上にある砲台と灯台だ。そこから下を見下ろせば、そこは高雄港湾。後ろにあるのは西子湾と中山大学、前に見えるのは遠近さまざまのコンテナ船だ。それは子供の頃遊んだブロックのおもちゃのように、突如目の前に現れる。高雄港湾の魅力を余すところなく感じられる場所だ。

 「バイクで鹽埕埔の道を走っているときの、金属部品の店から漂うガソリンの匂いを今でも時々思い出すよ。」帰り道、林が言った。「第三船渠の辺りでぼうっとしていると、急に目の前が広くなったような妙な感じがするんだ。小さい頃ここは入ってはいけない場所で、いつもこっそり来ていたから。海を眺めることはあまりなかったけど、汽笛の音はよく聞こえてきた。僕には、ここは高雄の成長の象徴のように思える。まるで、これから大きくなろうとする肉体みたいに。この大きな海とどんな関係性を作ろうと、高雄と海は切り離せないものだって感じる。だから、高雄に来たら海を見なきゃと思うんだ。」

 海はどんな時でも、一日の最後には夕日に照らされ、緩やかな時間を感じさせる。それが高雄の心地よさや安心感と似ていると思うのは、気のせいではないだろう。

  一日目  
  高雄85ビル→展覧館・市立図書館総館→台鋁書店(MLD Reading)・集盒(KUBIC)→昼食→夢時代・時空之城→ライトレール→新光碼頭・流行音楽中心→中山大学・西子湾で夕日を見る→鹽埕「阿進切仔麵」→「阿婆冰」→高雄市電影館・愛河の夜景を眺める
  
  二日目  
  鹽埕「大溝頂虱目魚米粉」で朝食→駁二倉庫群・VR体感劇院・無関実験書店(Wuguan Books)→鹽埕「鴨肉珍」で朝食→鼓山フェリーで旗津へ→旗津で小吃(B級グルメ)巡り→旗后砲台→旗津ビーチで夕日を見る→旗津の夜市もしくは海鮮料理店で夕食→旗津からフェリーで棧貳庫へ→棧貳庫→ライトレールの周りを探索

旅行情報: