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永安湿地で鳥を見よう

 

永安湿地で鳥を見よう

◎文/陳婷芳

◎撮影/曾信耀

◎翻訳/新垣李加子

 

 

 永安湿地は永安濕地生態教育センター(旧新港小学校鹽田分校)の向かいにある。永安湿地は1985年から現在に至るまで、荒廃した塩田になっている。土地と建物を所有する台湾電力が塩田を他の使い方をせずにそのままにしておいたのだが、それがかえって永安湿地の豊かなマングローブと水鳥の生態を育てることになった。永安湿地には日本統治時代から今に至るまで、ヒルギモドキの純林・タコノキ・アダン・ヒルギダマシなどの植物が保存されている。さらにここのヒルギモドキ純林(純林は一種類の木からなる森林のこと)は、台湾最大のヒルギダマシのマングローブでもある。また140種もの鳥類が住み、渡り鳥が寄る場所にもなりつつある。ほかにも両生類・爬虫類・昆虫・魚・エビ・蟹・貝類といった多様な生物の住みかになっている。

永安濕地 高雄市政府は2011年に台湾電力に対して、永安湿地の土地提供を要請した。市の規則により湿地の開発は控えられ、種と環境の観測と生態系の復元が進められている。また永安湿地生態教育センターでは、多くの人に湿地の美しさを知ってもらい、環境保護の意識を高めることに力を注いでいる。

 永安湿地のそばの永達路と鹽保路の境目には「賞鳥亭(鳥観察所)」が設けられている。ここでは窓から鳥を観察できることができ、訪れた人々を楽しませている。

 薛さんいわく、永安湿地は冬が素晴らしい。賞鳥亭でコーヒーを飲みながら見る風景は格別だ。彼女は5年前にここを訪れた際にその美しさに感動し、湿地生態解説員の仕事に応募したという。

 薛さんは楽しげに永安湿地の野鳥情報を話す。「渡り鳥界のモデル」とも例えられるオオフラミンゴが去年初めて現れ、野鳥愛好家の間で話題になった。そして冬になればクロツラヘラサギが現れ、多くの人が訪れる。

 また、永安湿地には今でも塩田と1919年に建てられた原烏樹林製鹽株式会社の事務所が残っており、塩業の歴史と文化背景を見ることができる。

    永安濕地(永安湿地)
      場所:永安濕地生態教育中心の向かい。
行き方:捷運・南崗山站(MRT南崗山駅)から「紅79」のバスに乗り、「南崗山站-鹽田站」路線の「鹽田站(バス停留所)」で下車。
    永安濕地生態教育中心(永安湿地生態教育センター)
      住所:高雄市永安區鹽田里永達路81號(高雄市永安区塩田里永達路81号)
電話番号:07-6813037
営業時間:水~日曜日・国定祝日8:00~12:00、13:30~17:00

永安の地図をご参照ください。